「地美恵の郷 みまさか」では、有害鳥獣の駆除やジビエ活用のため、
狩猟講習会の開催やジビエ普及イベントを開催しています。

地美恵の郷みまさかについて

美作市では、農作物等に被害を与える有害獣であるイノシシとニホンジカを地域資源として有効利用するため、平成24年度に獣肉処理施設を整備し、平成25年度から食肉処理することで好循環となる有害獣対策に取り組みしています。
食肉処理基準は、岡山県野生鳥獣食肉衛生管理ガイドライン(イノシシ・ニホンジカ)と美作市独自処理基準により処理し、安全で良質な食肉を確保し、全品金属検知器済みです。
施設愛称の「地美恵の郷みまさか(じびえのさとみまさか)」は、市民から公募して決定した愛称です。
地域の美味しい恵みである、ジビエをお楽しみください。

施設紹介
イノシシ・ニホンジカ搬入口

イノシシ・ニホンジカ搬入口

猟師が捕獲したイノシシ・シカを受入する場所です。

一次処理室

一次処理室

皮はぎ・内臓摘出等を行い、枝肉にします。

熟成庫

熟成庫

肉の旨味を引き出すため1℃~3℃で熟成します。シカは20頭、イノシシは15頭吊り下げられます。

二次処理室

二次処理室

熟成した枝肉を部位ごとに切り分け、パック等をおこないます。

冷凍庫

冷凍庫

精肉は出荷まで-20℃で冷凍保管します。

捕獲から販売までのながれ
地美恵の郷みまさか 施設フロー図
地美恵の郷みまさか 販売までの流れ
美作市獣肉処理施設「地美恵の郷みまさか」の概要
所 在 地 岡山県美作市
事業者名 大黒天物産株式会社(美作市の指定管理者)
整備時期 平成25年度(農林水産省鳥獣被害防止総合対策交付金を活用し施設を整備)
取扱獣種 シカ、イノシシ
年間処理頭数 1,906頭(シカ1,651頭、イノシシ255頭)(令和2年度)
従事者数 4名
主な販路 市内の道の駅「彩菜茶屋」、県内外の飲食店の他、首都圏及び近畿圏のフレンチレストランやホテルなど約40店に供給
特徴的な取組

岡山県の「野生鳥獣食肉衛生管理ガイドライン」に基づく衛生管理や、美作市獣肉処理施設への搬入基準に基づく捕獲者への捕獲・搬入時の指導、ジビエ利用に適した個体の確保により、徹底した品質・衛生管理を実施。
ジビエを地域資源として有効活用し、精肉販売のほか、地域の美味しい恵みを生かした猪コロッケやシカ肉カレーなどの各種加工品が開発されるなど、「みまさかジビエ」のブランド化を推進。また、湯郷温泉街(岡山県美作市)で鹿革クラフト体験も実施されるなど美作市の観光等にも寄与し、地域活性化に貢献。
減容化施設を整備し、獣肉処理後に発生する残渣の処理負担を軽減。

国産ジビエ認証施設の第25号認証

2021年7月、国産ジビエ認証制度に係る認証機関により、国産ジビエ認証施設(第25号)として、大黒天物産株式会社が運営する食肉処理施設「美作市獣肉処理施設(地美恵の郷みまさか)」が認証されました。

国産ジビエ認証マーク
アクセス
JR姫新線
楢原駅から徒歩15分(約1km)
中国自動車道
美作I.C.から車で約12分 / 作東I.C.から車で約15分

定休日/月曜・年末年始
     (臨時休業する場合もありますので、
      
お越しの際は事前にお問い合わせ
      
ください。)
営業時間/8:00~17:00